クジラの読書日誌

読んでみた小説や漫画の読書記録とか

 

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ハーモニー 伊藤計劃 

ハーモニー 伊藤計劃  ハヤカワ文庫JA




流出した核爆弾の使用とそれによる混乱「大災禍」をへて個人用医療薬生成システム(メイディケア)と
体に入れられた医療分子群(WatchMe)により病気という病気が駆逐され、生活は徹底して管理と保障があり
生命至上主義のもと国はなくなりもっと細かい社会(医療合意共同体)を作り完全に近い福祉社会を作り上げ
個人情報は公開され「プライバシー」という言葉は死語となった世界

そんな世界に反発した少女3人が餓死することを選択した
そして13年後、死ねなかった少女・霧慧トァンは「同時大量自殺事件」の中に
死んだはずの少女の影を見出し・・・

この小説は第30回日本SF大賞受賞、「ベストSF2009」第1位、第40回星雲賞日本長編部門受賞作。
前から気になってはいましたが、文庫化されていたので読んでみました。

作中にでてくる技術レベルは紙の本がなくなりコンタクトレンズがたのモニターや
医療ナノマシンなど結構進んでいる世界。

「理想郷の歪み→崩壊→仕切りなおし」というのは時々題材として目にしますが、
この作品は「崩壊」してません。
崩壊しない為の処置が最後にありました。なかなか興味深いものがあります。
世界観や流れもよく作られておりさすがに賞を取るだけはあります。

作中では酒もタバコもカフェインも害毒ということで忌諱されてます。
タバコはコッチ側では既に嫌われ者ですが、お茶くらいはカンベンしてほしい世界であってほしいものです。
でもタバコが駆逐されたら次はなんでしょうね・・・
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