クジラの読書日誌

読んでみた小説や漫画の読書記録とか

 

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天体の回転について 

天体の回転について 小林泰三 ハヤカワ文庫



書き下ろしを含む全8編を収録したSF短編集。

・「天体の回転について」
   宇宙や科学についてほとんど無知な青年が体験する宇宙旅行での
   現象についての解説 コペルニクス著の地動説を説いた「天体(天球)の回転について」
   からきているのか?宇宙での物体運動などの説明書のようなもの

・「灰色の車輪」
   ロボット3原則の盲点をついたロボットの逆襲のお話

・「あの日」
   先生と生徒とのやり取りを元にした宇宙での物体運動の解説?先生はブチ切れです。

・「性交体験者」
   性交体験した男性が危険視される世界、カマキリの習性が元だろうか?
   終わった後は女が男を食べちゃう世界のお話
   いや・・・本当に食料として食べるほうです、なので体験した男は普通生きてないのですね〜

・「銀の船」
   茶色い星でのファーストコンタクトのお話

・「300万」
   文化の違う異星人が地球へ襲来、地球人を奴隷とすべく戦いを挑んできた話
   向こうは素手での白兵戦しかしないそうです・・・それが宇宙での常識だそうで
   勢いは映画の「300」っぽい

・「盗まれた昨日」
   世界中の人間が「前向性健忘症」になった場合のお話
   心の所在は頭?心臓?それともメモリー?

・「時空争奪」
   川の流れのように時空がうつろうものならば・・・



いろいろ多彩なSF短編の詰まった一冊です。
改めて宇宙SFなんかで使われる物体運動について入門的に書かれているのも多い
この作者は時空関連の作品が多めかも
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スペースプローブ 

スペースプローブ 機本伸司 ハヤカワ文庫



西暦2030年、地球に接近する長周期彗星“邇基”へと向かった無人探査機“こめっと”が謎のメッセージを残し消息を絶った。
無人探査機の失踪を調査する過程で日本総合開発機構・宇宙探査局の月面着陸ミッションのクルーたちは
“邇基”の予想進路上に謎のニュートリノ放出源を発見、開発機構存続の為の成果と個々の冒険、探究、救済を求めて
月面着陸→ニュートリノ放出源接触にすりかえる裏ミッションの敢行を決意する。


宇宙表現は多分アポロくらいのモノで特段新技術で楽チンに宇宙にはいっている感じでは無い
最終的にファーストコンタクトのお話ではありますが、ニュートリノ放出源のその距離から
弥勒の56億7千万年後の救済などの神話が織り交ぜられていてなかなか面白い。
話の大半がカラオケボックス内の口論に終始していてその部分はちょっとなんだかな〜とは思いますが
映画化すると制作費がかなり安く済むかも

ファーストコンタクトの話は色々ありますが最近は「コンタクトしたもののアッチもコッチも理解できない」系
とでももうしましょうか、そういうのも増えてるような気もします。
高度な知性を持っていても人間を尊重してくれるとも限らず、敵と見なされるならまだしもまったく無視される
可能性も高い、認識すら出来ないなんてことも・・・そんなパターンの1冊です。

category: SF小説

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