クジラの読書日誌

読んでみた小説や漫画の読書記録とか

 

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遺跡の声 

遺跡の声 堀晃 創元SF文庫

主人公は銀河系ペルセウス腕の外縁で宇宙進出を果たせず滅亡した文明の遺跡を調べる調査員。
辺境宙域で想像を超えた遺跡を巡る主人公と助手の結晶生命体トリニティによる調査記録。

宇宙調査員シリーズの短編を最新作までまとめた本です。
・太陽風交点・・・婚約者のクローン脳と結晶生命体トリニティとの出会い
・塩の指・・・惑星の流体核生命で生きる生命のお話
・救助隊II・・・危機に対して分裂し結局共倒れになった文明の跡のお話
・沈黙の波動・・・惑星を覆う論理回路のお話
・蜜の底・・・遺伝子進化の結末はナメクジになるの巻
・流砂都市・・・他惑星における自転周期調整の方法について
・ペルセウスの指・・・情報化社会が小さい隕石で滅亡したお話
・渦の底で・・・硬度ゼロ物質惑星
・遺跡の声・・・トリニティとの別れ

設定はおそらく遠未来
超空間航法や通信が発達しており光年単位を数百時間程度で移動可能な宇宙船があり
調査員とか研究者が宇宙をウロウロしてる世界。

短編の集合体ではありますが「ほほ〜」と思える本です。
人類も宇宙進出を果たせなければ他の文明に調査されたりするのかな〜と思ったり・・・


おまけ:
 活躍の場である銀河系ペルセウス腕先端部。ペルセウス腕?とは

 銀河系の渦の形作っている光ってる筋の部分のこと。
 中心から延びる「腕」としてそれぞれ名前がついている。
 調べてみると昔は銀河系の渦を形成している主腕は
 「スクタム−センタウルス腕」、「ペルセウス腕」、「ノルマ腕」、「サジタリウス腕」 の4つだった。
 でも最近の観測で「スクタム−センタウルス腕」、「ペルセウス腕」の2つの主腕で構成されているとのこと。
 太陽系は「ペルセウス腕」から伸びる枝部分の「オリオン腕」に存在するらしい。
 名前は銀河中心から見てそれぞれの方向にその星座があるからそこから命名されている。


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category: SF小説

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FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE 

FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE 1〜3(続巻) 太田垣康男 ヤングガンガンコミックス

ゲームの「フロントミッション」の第二次ハフマン紛争を背景とした戦争漫画
数話で完結するお話が連続するオムニバス形式。

この漫画は各お題で主人公や状況が変わっていきます。
戦争に巻き込まれたジャーナリスト、歩兵、ヴァンツァーパイロットなどなど
それぞれの視点から第二次ハフマン紛争について関わるお話を紡いでいっています。
バッドエンドもありますが、ハッピーエンドもあります。

背景自体はゲームの素材を利用していますが、残酷な場面が多いなど生々しい戦争漫画です。
グロシーンが多いのでお子様にはお勧めできません。

絵は綺麗だし、人の描写にも厚みを感じるし、メカは細かく画かれています。
キッチリとヴァンツァーによる戦闘シーンも書かれているのでロボ好きも満足な一品かも?

基本的にこの作者の絵柄は好きです。



category: 漫画

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バビロニア・ウェーブ 

バビロニア・ウェーブ 堀晃 創元SF文庫

太陽系から3光日の距離で偶然発見された銀河面を垂直に貫くレーザー光束(バビロニア・ウェーブ)
直径1200万キロ、全長5380光年のそれに45度の角度で鏡を差し入れれば人類は
膨大なエネルギーを手に入れられた。
レーザー光速はいつから、なぜ存在するのか。
敷設された送電基地のひとつで核心に迫るべく実験が行われようとしていた。

このレーザー光束は2km四方の鏡を差し入れるだけで地球の全エネルギーを
まかなってしまうという優れもの。
ついでに両端より照射?しているので両面反射鏡ならば光圧でどこか吹き飛ぶ事もなし。
(レーザーがすごい距離で反射し往復しているようなイメージ)
存在目的、発生由来、5380光年の距離でレーザーを反射し合う仕組み等は謎
物語は謎な部分はさておきエネルギー源としての利用がある程度進んだ状況でのお話

主人公は発電基地へ貨物を運ぶ宇宙船の操縦士、荷物は大事な実験に利用する為の機材だという
ここから基地側のトラブルで宇宙船が止まらなくなったり、老科学者が追いかけてきたり
秘密基地に案内されたり、実験につき合わせられたり、事故に巻きこまれたりと
色々起こって最後は多少の謎は解けます。(知りたい謎が多く残るけど・・・)

途中でSFというよりミステリー的な雰囲気が漂いますが何でしょかね。
その辺も最後にちょろっと語られてますが・・そのオチで片付けちゃうの?という感じです。


category: SF小説

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天涯の砦 

天涯の砦 小川一水 ハヤカワ文庫JA

軌道ステーションでの爆発事故により真空暴露を逃れ生き残った人達のすったもんだの脱出劇。

宇宙ステーションの中央軸付近にて起こった爆発事故。
その爆発によりステーションの一部が分離し漂流してしまう。(ケーキを切り取ったかのような△のイメージ)
爆発により中央ホールには穴が空き、ドッキングしていた宇宙船も衝撃でステーションにめり込み
ほとんどの人は真空に晒され死亡するも、運良く気密が保たれた箇所にいた数人は生き残った。
でも所在場所はそれぞれバラバラ。
でも空気ダクトを通して他の生き残っている人の存在を知り、
どうにかしようとあたふたヽ(´Д`;≡;´Д`)丿してるうちにステーションは大気圏への
落下コースにあることを知る。はたしてどうなることか〜。

とそんな内容です。
ストーリーはバラバラに生き残った人達の状況説明やら人格正確などのそれぞれ説明から始まり
やがて1つの話にまとまっていきます。
宇宙でのサバイバル的なお話です。
本の中には事故後のステーション見取り図付、これないとわけが分かりません。
終盤の展開がいまいちな気はしますが、小川氏の作品は好きなのでok(´・ω・`)


オマケ:真空暴露について
 宇宙の真空に人間がさらされたらどうなるか・・・。
 宇宙SFにはありがちな事故ですがどうにも書く人で表現がバラバラです。
 ホントはどうなるのでしょうか。
 この作品では?番目みたいですが。

  〇即死系
   ?体が内部から膨張し爆発四散
   ?一瞬にしてカラカラのフリーズドライ
   ?一瞬にして凍結

  〇生き残るかも系
   ?少し体が膨張し目玉などが飛び出る
   ?少しくらいいきていられるくらいの凍結

 まぁ・・どれも嫌ですが・・。



category: SF小説

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HOTEL 

HOTEL Boichi作品集 Boichi モーニングKC

韓国の作家さん。「サンケンロック」で有名らしいがそっちは見てない。
昔読みきりで 「HOTEL ―SINCE A.D.2079―」を目にしていて気に入っていたので
コミックを購入。SFです。

内容
 「HOTEL ―SINCE A.D.2079―」
    地球温暖化による人類滅亡が確実視され人類の犯した罪の責任として
    南極に巨大な塔(ホテル)の建設が始まる。
    投宿するのは「人間以外の生物のDNA」。
    支配人のAIは人類滅亡後も復旧の見込みのない地球環境でホテルを守り続ける
 「PRESENT」
    夫と孫と不治の病に犯された妻のお話
 「全てはマグロのためだった」
    絶滅したマグロを復活させるべくいろいろ開発、オマケ的に人類を滅亡から救ったり。
 「Stephanos」
    今連載中の「ラキア」に通じるかもしれない?
 「Diadem」
    神話?
 「Lot」
    毒性ガスにより全滅した地球にただ3人生き残ったら?。
 「偏頭痛」
    閑話休題その1
 「寿司戦隊」
    閑話休題その2
 「発明王 健治」
    閑話休題その3

なんだか濃い感じがする絵柄ですが許容範囲内。
今「ラキア」を連載中ですがこちらは「神と悪魔」系?
もっとSF書いて欲しいな〜


category: 漫画

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終戦のローレライ 

終戦のローレライ 1〜4 福井晴敏 講談社文庫

太平洋戦争が末期、日本に「あるべき終戦の形」をもたらそうとローレライシステムを装備した
戦利潜水艦《伊507》に命令が下される。
その潜水艦乗組員が大戦の裏側でがんばったお話。

これは漫画化も映画化もされてるので知ってる人多いかも・・・
「ローレライシステム」(特殊音響兵装)とは敵潜水艦や船の位置を映像化する装置
従来音のみを頼りとして戦う潜水艦にこんなものあるとまさに無敵。
実態は水(海水でも真水でもok)を媒体にしてその水触れているものを知覚できる超能力少女を
乗せて電極つないで視覚化してる、量産不可&メンテナンス大変な代物。

物語はその少女と主人公の関係や、潜水艦の戦闘、ローレライシステムにまつわる話などを中心に展開。

映画で気に入った人がいれば小説のほうも読んでみることをお勧めします。
やっぱし小説のほうが描写が細かく深いですし、映画とストーリーが違います。
原作のほうがやっぱし良いです。映画の上映時間に合わせるとどうしても内容が端折られてしまいます。
漫画の方はほぼ原作どうりかな?
映画、漫画を先に見てると頭の中で映像化しやすいかも。

展開も多少速く読みやすかったので自分は2日で一気に読んでしまった作品。


category: SF小説

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MOONLIGHT MILE 

MOONLIGHT MILE1〜17(続巻) 太田垣康男 ビッグコミックス

宇宙開拓の進行を吾郎とロストマン2人の活躍を中心に書いているお話。

内容はそれぞれ別のアプローチにより宇宙を目指しそれぞれの物語にて成り立つ。
2人の関係は離れたり交差したり。

 吾郎(建設スペシャリスト):(表側的)
   宇宙開拓における問題や進行、技術開発などを中心
   宇宙開拓の先駆者としての活躍、危機的状況からの脱出、テロとの戦い等

 ロストマン(軍人):(裏側的)
   宇宙での軍事的開発、他国との争いを中心に進行  
   他国との宇宙戦闘、組織内でのいざこざ等。

宇宙技術設定は最初はスペースシャトルで宇宙に行っていたくらいの現代に近い技術だったが
作品内での時間経過とともにドンドン技術進歩も進歩していく形をとり今ではすっかり未来SFに
なってしまった。
IIS、月面開発、核エンジン、宇宙戦闘機、戦艦、光線砲、電磁魚雷、新インターフェースの遠隔操作ロボ、
2足歩行人間搭乗型ロボ、などなどその他多数登場。

絵が細かく、人間の描写が生々しい感じがするので好きな作品。
性的というかそのまんまな描写も多くお子様には刺激が強い。


category: 漫画

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プラネテス 

プラネテス1〜4 幸村誠 モーニングKC

近未来、スペースデブリの掃除屋の主人公と同僚、その他周囲の人達のお話。
宇宙ゴミ掃除したり、骨折したり、テロに巻きこまれたり、悟ってしまったり、木星往来船搭乗希望したり、
宇宙時代で起こりえるような事を基本にしつつ人間感情というか心について描いているのかな?
戦闘とかはあんまりありません。
途中「愛」という言葉が連発が多いのが自分としてはなんだかな〜・・・という気がするが
この作者のライフワーク的な題材なのかもしれない。

設定はスペースプレーンなどが実用化しており宇宙↔地球の往来は楽にできるような時代
宇宙船、宇宙服などはある程度現実的な設計(カッコ良いか悪いかは読んだ人の趣味による)
軌道ステーション、月面都市、木星往来船など未来メカは多数出現。

宇宙モノ好きならば読んでみて損はないと思います。


category: 漫画

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キノの旅 The beautiful world 

キノの旅 - The beautiful world 1〜13(続巻) 時雨沢恵一 電撃文庫

旅人・キノとその相棒であるモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスを
主人公に進む短編連作。
最近は長編も混じり固定登場人物も増えている。

無数の小さな国(たいてい城壁に囲まれ文化が違う)を渡りあるきそこで出会う人々と文化を
基にストーリが展開。人生の裏の教訓的内容を多分に秘める。おおよそ1話=1国。
主人公は無法地帯を旅する冷静なプロであり正義の味方とか情に厚いわけではない。

ライトノベルにおける「寓話的異世界物語のさきがけ」と言われているらしく
グロテスクではないが残酷な結末も多い。
寓話と呼ばれるだけあって読んで得られる教訓的なものは読み手によっては世の中に対する
考え方を大きく変えてしまうのではと心配になるほど重い内容もある。
そこらへんにある自己啓発本より効果大かも。
大人も読むべきライトノベルと思っている。

OVA化もされているのでそちらを先に試してみるのもアリ
多少間が長い展開だが内容は小説と遜色ない。

「学園キノ」という本もでているがコチラはパロディ。外伝ではない。


category: その他小説

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復活の日 

復活の日 小松左京 ハルキ文庫

ウイルスパニックと思いきや、南極にいた1万人たらずの人以外は簡単に全滅。
残された人達ががんばるお話。

古本屋で小松左京の名前だけで買った本ですが、
これ昭和39年に書いた作品らしいです、そんな昔にこんな事思いつくとは・・・
地震でミサイルって発射されるんでしょうかね・・・そこが気になります。


category: SF小説

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沈黙のフライバイ 

沈黙のフライバイ 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA

短編集
・沈黙のフライバイ・・・ファーストコンタクト手段はネオンサイン?異星人に地球を補足されてしまいました。
・轍の先にあるもの・・・小天体の溝が異星人の痕跡にみえるのです。軌道エレベータアリ
・片道切符・・・火星への出発に右往左往
・ゆりかごから墓場まで・・・コレ一着でもう安心、もうなにもいりません。
・大風呂敷と蜘蛛の糸・・・凧で宇宙を飛べるのかどうか。

宇宙モノ中心のSF短編で自分としては満足な本でした。
「沈黙のフライバイ」「大風呂敷と蜘蛛の糸」は実際できるのかな〜と興味深々です。
「ゆりかごから墓場まで」のスーツは自分は安くなるまで待つかな・・・。


category: SF小説

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メシアの処方箋 

メシアの処方箋 機本伸司 ハルキ文庫

ヒマラヤの氷河湖の決壊を機に浮かび上がってきた「箱舟」
その中から多数発見された木簡に記された蓮華模様の羅列その意味とは・・

「僕たちの終末」を見た後に同じ作者だからという理由で買った本。
木簡解読後に出来上がったものについてはすこし物足りないきがしました。
解読についてはSF好きならばすぐにある程度予想がついてしまうのでは・・・
でも出来上がるモノの形と意味に興味があれば読んでみるのもいいかもしれません。
組織の運営?的なものについては「僕たちの終末」につうじるものがあります。





category: SF小説

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銀河英雄伝説1〜10 

銀河英雄伝説 田中芳樹 創元SF文庫

はるか昔に宇宙進出を果たした人類。
争いあう銀河帝国と自由惑星同盟の両陣営2人の主人公のお話。
スペースオペラと称される作品。
数万隻に及ぶ宇宙艦隊戦やら要塞攻略やら格闘戦やら、国家戦略、政治闘争、多数登場人物と物語
などなど内容盛りだくさん。
主人公級の人達の奇抜な戦術や活躍が見所です。
勧善懲悪ではないですよ、それぞれ立場と理由があり戦ってます。

技術的なもの
 ・ワープ技術は既知
 ・いくつもの恒星系をまたにかけた両陣営領土
 ・艦隊主武装は中性子レーザー砲、熱核ミサイルなど
 ・戦闘は一部を除いて艦隊単位
   (1隻の宇宙戦艦=戦国時代の雑兵 な感じで100〜数万集まり艦隊を形成
    陣形や中央突破戦術などゲームの信長の野望とか三国志的な戦闘をするが
    基本的には対峙し撃ち合って削りあう感じ)
 ・死傷者も万単位
 ・艦載機による攻撃もあるが地味な効果
 ・戦闘服着て斧で切りあうなど肉弾戦も少しあり(銃とか効かない装甲服なので斬り合うらしい)
 ・指向性ゼッフル粒子などその他兵器多数。

OVAとしてもレンタル屋さんで常に並んでると思いますのでそちらから見られても良いと思います。
自分もOVAを先にみました。こちらもかなりの長編です。100分X30巻くらい?だったかな?
自分が買った本は出版先が違っていますがそちらは絶版とのこと。
あと外伝も5巻くらいでてます。

キルヒアイス様は最後まで残ってほしかった・・・。


category: SF小説

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太陽の簒奪者 

太陽の簒奪者 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA

突如として水星から吹き上げられた鉱物資源、やがてそれは太陽を取り巻くリングを形成する。
リングの正体とはいったいなんなのか。
太陽光の減少により地球の危機が迫るなか、リング調査破壊ミッションを遂行する為、
宇宙艦ファランクスは旅立つ。

未知の異星人文明との接触から異星人自身との出会いまでを書くお話。
ナノテクが進歩したら地球人もこんなことできるのかな〜と思ったり・・・。
異星人さんも高次の存在な感じがしてグッドでした。
テンポも速く、随所に先進未来技術がでてきて自分は好きです。


category: SF小説

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フリーランチの時代 

フリーランチの時代 小川一水 ハヤカワ文庫

SF短編集
「フリーランチの時代」・・・火星でファーストコンタクトしたら不老不死に改造されちゃったお話。
「Live me Me.」・・・事故で全感覚喪失した人が脳に埋め込んだチップからの
            遠隔操作で機械の体を得たあとのお話。
「Slowlife in Starship」・・・宇宙時代の引きこもりな人のお話。
「千歳の坂も」・・・不老不死時代の役所のおばちゃんのお話。
「アルワラの潮の音」・・・時砂の王のスピンオフ。

どれも良いですが「アルワラの潮の音」は時砂の王を読んだあとでないとわけが分からないかも。
前の短編集「老ヴォールの惑星」より分かりやすいというか入門向け?な感じがします。


category: SF小説

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時砂の王 

時砂の王 小川一水 ハヤカワ文庫JA

小川一水の初の時間SF長編らしいです。
謎の増殖型戦闘機械群の攻撃を受け滅亡が確実視される世界。
敵の時間遡行による人類根絶攻撃に対して人類は人型人工知生体(大勢)を送り出す。
この人工知生体の一人が主人公です。

タイムワープは既知の技術として扱われてます、過去の改変は時間枝と表されるように
分岐しまくる考えで進んでます。
過去を変えても別の時間枝ができるだけで現在に影響は与えないという考えです。

宇宙戦艦とか宇宙戦闘は無いです。
遡行先で未来の兵器による圧倒的な攻撃ってのもないです。
最後には格闘戦です。決戦の地は邪馬台国。
なぜならば!・・・説明がメンドクサイです・・・読んでください。

タイムトラベル物にしてはこれまたスッキリ分かりやすい本と思います。
主人公が現地人と協力し、どう戦っていくかがみどころの一品です。


category: SF小説

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レフトハンド 

レフトハンド 中井拓志 角川ホラー文庫

ウイルス汚染事故のお話。
致死率100%のレフトハンドウイルス、汚染は研究施設内だけで収まってますので
その内部での出来事。

ウイルスの効能:左腕が内臓ごと抜け落ちてカンブリア紀の生命体の如く動き回る。

このウイルスは嫌ですね・・・ゾンビになったほうがまだマシです。
読んだ当時は映画になったら面白いかな〜と思ったのですけど「バイオハザード」と系統が
かぶって売れないかもですな・・・あと吐く人でそう・・・。


category: その他小説

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第六大陸 

第六大陸1〜2 小川一水 ハヤカワ文庫JA

民間企業による月面開発のお話。
作るものは月面結婚式場「第六大陸」。
特にすごいテクノロジーとかは出てきませんし、宇宙戦闘があるわけでもないですが
月面土木工事の部分など細かに書かれていますので宇宙好きの方はどうぞ。
スッキリしていて進行も丁度いい感じで読みやすいです。
コレ映画かOVA化されないかなぁ・・・映像化するとちょっと地味だろうか・・・。


category: SF小説

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導きの星I〜IV 

導きの星I〜IV 小川一水 ハルキ文庫

銀河進出を果たした人類は文明の遅れている異星の生物に対して秘密裏に援助を開始する。
3体のアンドロイドとともに長い眠りと干渉を繰り返し異生命体の文明発展を見守る主人公
文明発展手伝ったり、戦争介入したり、存在知られちゃったり、怪我しちゃったり、立場逆転しちゃたり。
4巻もあるので読み応えあります、テンポもよく読みやすいと思います。
なんとなく創造主になったかのような気分にさせてくれる作品です。
古本屋を随分ハシゴして探し回った記憶が懐かしい・・・。


category: SF小説

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ΑΩ【アルファ・オメガ】超空想科学怪奇譚 

ΑΩ【アルファ・オメガ】超空想科学怪奇譚 小林泰三 角川ホラー文庫

未知の生命体同士の戦闘に巻き込まれ墜落した旅客機に乗っていた主人公は肉片から復活する。
復活の理由は未知の生命体との融合・・・なんとなくというかほぼウルトラマンのストーリーです。
光の国からもきてないし、申し訳ないから融合というわけでもなく存在を維持するために肉を利用と
いうところが現実的です。
必殺技?もアリ、変身後の姿は想像すると結構なモノに・・・無論制限時間付です。
印象は生々しいウルトラマン。
著者の過去作品の題名と同じ言葉がでてくるのですが何か関連があるのかな?
他の作品を見ていないのでなんとも言えないところです。


category: SF小説

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永久帰還装置 

永久帰還装置 神林長平 ハヤカワ文庫JA

世界を自由に改変する犯罪者を追う永久追跡刑事のお話。
特にアクションが多いわけではないです。
刑事も世界を超えて追っているので現地人との「認識」についての押し問答が
結構なページで書かれています。
内面的なモノを作品の主としているのかな?
気合を入れて読まないとわけが分からなくなりそうと感じました。
後半は結構急展開です。


category: SF小説

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復活の地I〜III 

復活の地I〜III 小川一水  ハヤカワ文庫JA

レンカ帝国首都を突然襲った巨大地震の災厄と復興その他を書いたお話。

世界観としては星と星との交通手段が存在し、また国同士の対立も存在する世界。
とりあえず惑星間の行き来もできる宇宙船はあるがメインではないです。
あくまで災厄からの復興と人間関係をメインとしています。

地震の被害や混乱、帝国内の悪いやつ、迫る2次地震、地震の真の原因、
他国の思惑、奔走する主人公、ヒロインの成長、などなど3巻もあると内容は盛りだくさんでした。


category: SF小説

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僕たちの終末 

僕たちの終末 機本伸司 ハルキ文庫

近い将来、太陽活動異常により人類滅亡が迫るなか
「宇宙船を作って逃げる」ということをあるていどリアルに書いた作品。
多少実現されていない技術などができますが、お金の問題、法律、他勢力その他
もし実現していくなら出てきそうだな〜と思わせる裏の問題なども書いてあって
なるほど〜と思わせる内容でした。
夢のようなテクノロジーが出てこないので宇宙船の構造、居住空間にしても定員にしても
なんだか現実的です。
現在の少し先の技術で数光年先の星を目指すならばこうなるのかな?
人類の危機を描いた作品というよりも恒星間の旅の準備を書いたものとして
考えたほうがいいかもしれません。

あー 宇宙船を「作るまで」が作品のメインですので注意です。


category: SF小説

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老ヴォールの惑星 

老ヴォールの惑星 小川一水 ハヤカワ文庫JA

初めて読んだ小川一水の作品でした。
短編集でしたが同じ著者の本を捜すきっかけになった本です。

内容(うろ覚え)
 「老ヴォールの惑星」・・・どこかのホット・ジュピターの生物が他の星と連絡を取ろうとする話
 「ギャルナフカの迷宮」・・・刑罰として地下に落とされた人が喧嘩したり協力したりして脱出しようとする話
 「幸せになる箱庭」・・・異星人との遭遇して夢から覚める話
 「漂った男」・・・水の惑星に不時着したパイロットが結構な年数をプカプカ浮いてすごす話

自分としては「老ヴォールの惑星」が好きでした。
「老ヴォールの惑星」に出てくる生物がどのような形状なのかずっと気になってましたが
表紙のイラストがそうなのかな・・小説内の説明ではよくイメージできなかったです。


category: SF小説

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