クジラの読書日誌

読んでみた小説や漫画の読書記録とか

 

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

TB: --    CM: --

バスジャック 三崎亜記 集英社 

バスジャック 三崎亜記 集英社


「失われた町」に釣られて中古で買った本です。

短編集
・二階扉をつけてください
 →住宅の二階には扉が設置してある。地上からそこへ上がる階段があるわけでもなく2階に扉がある
  この用途を知らなかった夫の話。
・しあわせな光
 →丘から自宅を見ると過去の風景が見えた話。
・二人の記憶
 →思い出ががまったく一致しない恋人の話。
・バスジャック
 →バスジャックが何かの競技のようになってる話。
・雨降る夜に
 →雨の日に本を借りる話。
・動物園
 →動物園の檻のなかで動物を演じる仕事をしてる人の話。
・送りの夏
 →人形セラピーと親子関係についての話。

お話の設定にSFチックなものが含まれてるものが多いですが、
短編ゆえか「バスジャック」「送りの夏」以外は不完全燃焼っぽい感じを受けました。

自分的にはちょっと不満な内容です。余りお勧めできません。





スポンサーサイト

category: その他小説

TB: 0    CM: 0

失われた町 

失われた町 三崎亜記 集英社



30年毎に起きるとされる町の住人の消失、
その町の「消滅」はるか昔より不可解な現象として続いている。
「町」は意思を持ったかのように消滅による「悲しみ」を察知しさらに消滅を広げていく。
ゆえに消滅により失われた人々を悲しむことは国に禁じられ、
さらにその町の痕跡を「無かったモノ」として抹消する。
地図、本、写真、領収書や服に書いた名前にいたるまで、その町の名前を持つモノ、想像させるもの全て。

その理不尽な悲しみ「町の消滅」に抗う人々の物語。

文章や表現は結構読み安いと感じました。

内容としては
「月ヶ瀬町の消滅」により大事な人を失った人々が「次の町の消滅」を防ごうとガンバル?お話。

まず「次の町の消滅」に対する作戦直前のエピローグで始まり、
次ぎに「月ヶ瀬町の消滅」直後からエピローグに続く話をメンバー分という流れ。

それぞれのエピソードの主人公が最後に集約されるのはなく、最初の話から順にメンバーが追加
されて深く関連して話が進んでいくいくような感じで構成されている。
これ誰だっけ?と迷うことが無いのでわかりやすい。

時代背景や場所は他の世界のイメージみたい
お国柄は高射砲塔、防空訓練、などすこし軍事国家体制下?な印象を受けるが
お話にはほぼ関連しないのでたいした問題では無い。
時代としてはネットらしき表現があるので技術的には現代に近い設定と思われる。

町の消滅については、単純に言うと住民の集団失踪ではあるが、
強引にさらわれるというものでは無く、「町」の目に見えぬ力により精神的も消滅を受け入れ、
肉体も消滅するというもの。
ゆえに消えた人々の抗った痕跡、ダイイングメッセージ、などは皆無。
実際に人間の肉体がどのような方法で消えていくか?という技術的なものは謎とされ
特にネタバレ解説もされていないが、それもあまり重要では無いかな・・・。
ついでに消滅する町がどこなのかは予測不能。でも首都のような「都市」では起きないみたい。
未解明の「定期的に起きる理不尽な災厄」として扱われている。


この理不尽な災厄からどのような物語が生まれるのか、
というところが読み応えがある部分と感じます。

この作者の方は「となり町戦争」というのも著書にあります、
「町」シリーズはこれから先もつづくのかなぁ・・・。






category: その他小説

TB: 0    CM: 0

となり町戦争 

となり町戦争 三崎亜記 集英社文庫

ある日、突然となり町との戦争が始まる。
でも銃声や爆音が聞こえるわけでもなく、目に見えるような戦争の光景はまったく感じられない。
平和な日常となんら変わり無い日々・・・。
しかし町の広報誌から伝わるに戦死者の数、しかも日を追う毎に増えていく。
ある日、主人公に町から戦争参加の任命書が届く。
本当に戦争をしているのか?好奇心か?
戦争をしている現実感の無いままのそれを快諾しとなり町との戦争へ関わっていく・・・。

静かな戦争を書いている作品。
打ち合い、格闘、銃撃、爆発等の戦争と聞いて思いつくイメージのものはありません。
しかしどこか戦い死んでいる人がいる。
そして実際に戦争当事国になっていなくても我々は戦争に加担している。
実際は引き金を引かなくても、ボタンを押さなくても、我々は人を殺している。
戦争に関連しない仕事は無い。
間接的に辿っていけば結局みんな戦争加担者だ、それを認識しろ、、、と。
なんとなく平和を自負し戦争に対して自覚の無い日本に対する皮肉を感じます。

あとで調べたらこの作品映画になってるのですね。
でもあまり見る気はおこりません。
物語は本を読んだほうが良いように思います。


category: その他小説

TB: 0    CM: 0

キノの旅 The beautiful world 

キノの旅 - The beautiful world 1〜13(続巻) 時雨沢恵一 電撃文庫

旅人・キノとその相棒であるモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスを
主人公に進む短編連作。
最近は長編も混じり固定登場人物も増えている。

無数の小さな国(たいてい城壁に囲まれ文化が違う)を渡りあるきそこで出会う人々と文化を
基にストーリが展開。人生の裏の教訓的内容を多分に秘める。おおよそ1話=1国。
主人公は無法地帯を旅する冷静なプロであり正義の味方とか情に厚いわけではない。

ライトノベルにおける「寓話的異世界物語のさきがけ」と言われているらしく
グロテスクではないが残酷な結末も多い。
寓話と呼ばれるだけあって読んで得られる教訓的なものは読み手によっては世の中に対する
考え方を大きく変えてしまうのではと心配になるほど重い内容もある。
そこらへんにある自己啓発本より効果大かも。
大人も読むべきライトノベルと思っている。

OVA化もされているのでそちらを先に試してみるのもアリ
多少間が長い展開だが内容は小説と遜色ない。

「学園キノ」という本もでているがコチラはパロディ。外伝ではない。


category: その他小説

TB: 0    CM: 0

レフトハンド 

レフトハンド 中井拓志 角川ホラー文庫

ウイルス汚染事故のお話。
致死率100%のレフトハンドウイルス、汚染は研究施設内だけで収まってますので
その内部での出来事。

ウイルスの効能:左腕が内臓ごと抜け落ちてカンブリア紀の生命体の如く動き回る。

このウイルスは嫌ですね・・・ゾンビになったほうがまだマシです。
読んだ当時は映画になったら面白いかな〜と思ったのですけど「バイオハザード」と系統が
かぶって売れないかもですな・・・あと吐く人でそう・・・。


category: その他小説

TB: 0    CM: 0

プロフィール

カテゴリ

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

ブログランキング

検索フォーム

リンク

PR1

PR2

RSSリンクの表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。