クジラの読書日誌

読んでみた小説や漫画の読書記録とか

 

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南極点のピアピア動画 

南極点のピアピア動画 野尻抱介 ハヤカワ文庫JA



動画投稿サイトの「ピアピア動画」を中心にネットと宇宙開発の未来を書く連作短編

・南極点のピアピア動画
  月面に衝突した小惑星により夢破れ彼女も去った大学生
  小惑星の放出物により地球に双曲ジェットが発生することを知り有人宇宙飛行を発案する
  そしてピアピア動画技術による「宇宙男プロジェクト」が開始する
  
・コンビニエンスなピアピア動画
  ある日、コンビニの真空殺虫器に強靭な糸を吐き真空に強い耐性を持つ蜘蛛を見つけたある男は
  これを利用し軌道エレベーターを作る計画が進んでいきそして・・・

・歌う潜水艦とピアピア動画
  実験潜水艦はクジラを追跡行動中に奇妙なビーコンを発する施設を発見する
  そして星間文明からのファーストコンタクトが始まる

・星間文明とピアピア動画
  ボーカロイド「小隅レイ」の姿を借りた星間文明の端末
  地球の協力者により地球全土に増殖していく
  そしてその人類の行方は・・・



野尻氏がニコニコ動画のヘビーユーザーらしい
宇宙に飛び出さないまでもありえないことでは無いサービスというか仕組みというか
こういう事って起きそうでもあり起こらなさそうでもあり・・・



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category: SF小説

thread: 読書感想 - janre: 本・雑誌

tag: 野尻抱介  SF小説 
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天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河 

天冥の標V 羊と猿と百掬の銀河 小川一水 ハヤカワ文庫




舞台は前作(天冥の標IV)ちょいと後のほう 
小惑星農家のタック・ヴァンディのお話と被展開体のノルルスカインのお話

タック・ヴァンディのほうのお話は農業中心というよりはワケ有りな一人娘ザリーカが巻き込まれる事件の
ほうがメイン?な感じで3巻と4巻のお話に連なる内容。

断章として合間に語られる被展開体のノルルスカインのお話は今まで良くわからない存在であった<ダダー>
について発生から今に至るまでの経過が詳細に語られてます。
この断章により太陽系人類が危機的?状況であるらしく、いきなり銀河フィラメント規模のスケールまで話が広がってしまった・・・こういうの好き・・・
「被展開体」については小川さん一押しの設定なのでしょうかね?今後も重要な位置にあり続けるような気がします。

ちなみに宇宙のお話スケールの大小関係は 恒星<銀河<銀河団<超銀河団<銀河フィラメント&超空洞(ボイド)



今回のお話で1巻に出てきたキャラクターの背景がほぼ書かれたような気がします、
巻数としても折り返しですし、いよいよ1冊では完結しないお話へ突入か?

どういう成り行きであのような姿形になったのか、あの状況になったのか・・・
まだまだ飽きさせませんね。



サブタイトルの「羊と猿と百掬の銀河」ですが
「羊」=ノルルスカイン
「猿」=オムニフロラ
をあらわしてるように思われますが
「百掬」?はて・・・聞いたこと無い言葉・・・・

調べてみると

・百
 ?.100
 ?.もろもろの、大変多くの

・掬する(きくする)
 ?.手の平やさじを用いて、液体や粉末の一部を取り出す。
 ?.事情を推測する。
 ?.深い趣を感じ取り、楽しむ。

という意味があるらしいので
話と意味合いが合いそうなのは「大変多くの深い趣を感じ取り、楽しむ」といったところかな?

category: SF小説

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風の邦、星の渚【レーズフェント興亡記】 

風の邦、星の渚【レーズフェント興亡記】上下2巻 小川一水 ハルキ文庫



西暦1336年、領主たる父より疎まれた若き騎士ルドガーは辺境の代官を任じられ赴く事になる。
その地で出合った少女レーズ、彼女は遥か過去に飛来してきた宇宙生命体であった。
レーズの助力とルドガーの才によりいくつもの難題を克服し町を発展させていくお話。


宇宙生命体も特段突飛な技は使わず押さえ気味で進行、ルドガーやその弟などの活躍主体。
激しい戦闘描写などは多くないですが、その頃の戦争がどんなものかというのが垣間見えます。

舞台は中世ヨーロッパ、ドイツの北海側地域だけどフィクションなので同じ地名や地形は無いのかな?
中世ヨーロッパについては「封建社会で王とか騎士とかがいた」くらいの知識しかないので
時代考証がどうだかという話はできないけれど、詳しくなくてもまたーく普通に読めます。
歴史モノって書くの大変そう・・・

下巻の解説に小川一水氏の軌跡について記述されてるので同氏に関心ある人は面白いかもしれません。

category: SF小説

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神様のパラドックス 

神様のパラドックス 機本伸司 ハルキ文庫



整理間際の量子コンピューターの開発部署、起死回生を狙って量子コンピューターで
占いとカウンセリング事業を起こそうとする。
その方法は量子コンピュータ上で神様と仮想世界とを創り個人をシュミレートしようというものだったが・・・


機本伸司の「神様」シリーズの2作目
前作「神様のパズル」のスピンアウト作品と謳っているもの最後の最後でしかそれは分からないようになってる。
量子コンピューターについて全然知らないので書いてあることがどこまで現実に当てはまるか
よくわからなかった事がちょっと読みにくかった原因かも

神様の条件ってなんでしょうね。答えは出ないでしょうが考えてみるのもたまには良いかもしれません。

category: SF小説

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天冥の標IV 機械じかけの子息たち 

天冥の標IV 機械じかけの子息たち 小川一水 ハヤカワ文庫



舞台は年代的には前作(天冥の標III)のすぐあと 
「恋人たち(ラバーズ)」の始まりのお話

今回の主人公は救世群(プラクティス)の少年
なんやかんやで蛋白機械と究極の性「混爾(マージ)」を探求するお話

恋人たち(ラバーズ)主体の進行なので性描写がそれなりに多く冒頭から場面ジャンプが多発してて
良く分からなくなりがちですが途中からなんとなくわかってきます。
「もうエロが書けないなんて言わせない」と作者の声が聞こえるような気がするのは気のせいか・・
宇宙戦闘などは無いですが、SFアクションはあります。

時代の進行はほぼなかった今回ですが、次でもう5巻目ですね
話の主軸は6巻目くらいからかな? 前フリももうすぐ終わりなのかなぁ・・

category: SF小説

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